Hair Design Gran

撮影 その2

Posted on | 1月 21, 2012 | No Comments

皆さんこんばんは。

昨日に引き続き現場の様子をお伝えします。

将来こんな仕事がしたい方や、興味のある方が読んでくれれば幸いです。

 

レディース Look book 編

↑この写真がかなり仕上がりに近い状態です。

風に吹かれて動いてるようなヘアーの動きを、風を使わずにスタイリング剤やブラシで作るのが好きでした。

微妙に髪の毛の質感?が違うんです。

 

これはルックブックという本の為の撮影です。

簡単に言うとデザイナーが新しいシーズンに向けて、今度のシーズンの私の洋服はこんな感じなのよ!とメディアやPRカンパニーに対して自分の洋服、世界感等を打ち出す為の本です。

カタログとも言えるかもしれませんが、向こうの人達はカタログという言葉に対して敏感で安っぽく感じるらしく、あまり使いたがりません。

例えば、フォトグラファーに対してその写真カタログっぽいね!と言うと怒り出す人も沢山います。

気を付けましょう。

逆に、強いね!まるでエディトリアルみたいだよ!とルックブックやカタログの写真に対して言うと凄く喜びます。

エディトリアルという言葉についてはまた今度。

このルックブックの撮影は年に2回、ほとんどのデザイナーが行ってます。

 

この仕事でヘアースタイリストに求められるのは、デザイナーが求めている世界感をヘアーでもどう表現するか!です。

それと、洋服が写真に対してどうゆう風にかっこ良く写るか!という事です。

2つ目はデザイナーにもよりますが、髪の毛1本たりとも洋服にかからないようにして!と念を押してくる人もいます。

写真をチェックして少しでも洋服の上に髪の毛がたれてると、駄目!って言われます。(たとえそれがどんなにかっこ良くても、、)

逆に写真の仕上がりさえ良ければ別にかまわないよ、と言ってくれる人も極稀にですがいます。

皆、デザイナーとその洋服の為に頑張ってます。

ファッションの主役はデザイナー、はたまた洋服なんです!

 

上の写真のようにシンプル&クールな強い女性像を求めるデザイナーも入れば

↓のようにメルヘンで少しお間抜けな世界感を求めるデザイナーもいます。

 

これはファンタジー&お間抜けな感じが好きなデザイナーのルックブックです。

この撮影のモデル達は双子の姉妹です。

ファニーな感じを出す為に毎回素人のモデルを使ってました。

髪の毛は繊維の毛で出来たカツラをドライヤーの熱で溶かしながら制作。

撮影には10種類くらいのカツラを用意していったんですが、この色でこの形のやつが気に入った様です。

双子感を出してくれって言われました。

 

ルックブック編はこんな感じです。

デザイナーの世界観に合わせて色々なヘアーを作りました。あくまで主役は洋服達なんですが、服の雰囲気を壊さずにそれに負けないようなヘアー作りを心がけてました。

 

現場の様子です。

  

上が最初の撮影現場。 写真とは裏腹に和気あいあいとしています。

下が2番目の写真の現場です。素人のモデル達を使っているので色々ハプニングもあり大変でしたが、両方とも楽しく仕事が出来ました。

 

他にも雑誌の撮影編、ファッションショー編、ムービー編、ミュージシャン編等色々考えてます。

 

 

もっと詳しく知りたい方はGabba Gabba Heyまで遊びに来てください。

ちなみに夜9時までカットの受付しております!

コッチもよろしくお願いします。Gabba Gabba Heyのfacebookです。

↑クリック

 

こんな長い文章読んでくれてありがとうございました。

もっとシンプルに書ける様努力します。

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