本のやま3
Posted on | 2月 10, 2010 | No Comments
ハロゲンライトの青白い光の中だけにあった峠の道。その光の中に突っ込むようにアクセルを踏み、後輪を滑らせてカーブを曲がる。前方を照らす青白い光塊は、追っても追っても先へ逃げた。夜の峠道を走るたび、祐一はいつか自分があの光塊を捕らえられるのでわないかと空想する。光塊を捕らえた車は、一瞬にしてそこを突き抜け、突き抜けた先には、これまでに見たこともない光景が広がっている。
吉田修一さんの悪人です。ちよっと前に文庫化したので早速読んでみました。三瀬峠や福岡市内、呼子なども舞台になっているので想像力が加速します。
金髪の人が登場するのでぼくはそのひとの視点でよみました。(ぼくも金髪なので、、、、)
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