Posted on | 2月 20, 2010 | No Comments
突然ですが皆さんは国語辞典をおもちですか?たぶんほとんどの方がお持ちでないか、持ってはいるけれど、ほこりまみれ。という方がほとんどだと思います。
僕自身も国語辞典は持っておらず、言葉の意味を調べるときはもっぱらインターネットです。
便利です。
やっぱりネットの方が情報量も多いし、なによりラク!
いわゆる電子辞書の時代ですしね。
現物としての辞書は過去の産物でしかないのかもしれません。辞書isDEAD。さようなら。
と、思っていました。が、辞書クンはあきらめが悪かった!写真ちゃんという新たな恋人とともに起死回生の復活を試みた!(なんのこっちゃ)
梅佳代×新明解国語辞典
日常をユーモアに切り取る写真でおなじみの写真家、梅佳代と、独断と偏見をおりまぜた解説がニクイ、新解明国語辞典がコラボレーションしたシュールかつニュータイプともいえる辞書!
その名も
「うめ版」。です。
ちなみに表紙の写真は
ライバル[rival=同じ川を利用する者]競争相手。(狭義では、恋がたきを指す)[-をたたく]
らしいです(笑)
昔ダウンタウンの松ちゃんが「ひとりごっつ」という番組で写真をみて一言つぶやくみたいなのがありましたが、それがどういった写真だろうが勝手な意味づけによって写真本来の意味をあらぬ方向へと向かわせてしまうこの儚さ!脱力感!!です。
いまいち世界中が元気のない今だからこそ案外こういった肩肘張っていない作品が素晴らしく感じられるのではないでしょうか?
皆さんもこの作品で脱力しましょう(笑)光明がみえてくるかもしれません。
~かってにgram版国語辞典~
こう-みょう-[クワウミヤウ] 光明
1 あかるい光。光輝。
2 あかるい見通し。希望。「前途に―を見いだす」
3 仏語。仏・菩薩(ぼさつ)の心身から発する光。慈悲や智慧(ちえ)を象徴する。
Posted on | 2月 14, 2010 | No Comments
最近staffの今坂がいそいそとブログを更新しているので勝手に負けん気だして初ブログ更新です。
こんにちわ gram staffの蒲原(カモハラ)です。
gramで働かせていただいて4月で早一年。いまだ当サイトに名前も載っていないという疎外感に打ちひしがれている今日この頃。冬の寒さもまた一段と。
というわけでblogの更新というやや見当違いな努力で頭角を現したい次第でございます。
徒然なるままに、ゆったりと、時折力を込めて自身のお勧めの映画やら本やら音楽やら写真やらアート作品、旅の記録など書き記していきたいと思いますのでよろしくお願いします。
早速今回は
60、70年代を中心に鮮やかな(といってもグラデーションなどではなくてはっきりとした色使いで色同士が刺激しあうような感覚)色彩でエロティックでスキャンダラスな写真を撮り続けた
guy bourdin(ギィ・ブルダン)という写真家のご紹介。
代表的な写真をいくつか観てわかるように、まず大半がエロいです。まあエロいというより官能的というべきか。
なので最初からこの写真家を紹介するのはちょっと恥ずかしいかも・・。とも思いましたが、先日今坂が「痴人の愛」という大きくいえば同じ類(たぐい)の作品を紹介していたので踏み切りました。笑
とはいえこの計算されつくしたであろう構図や色使い!どちらも大胆でインパクトありますよね!
それに加えて突拍子も無い設定!!(新聞紙をかけられ足だけ露になった二人の女性の死体。の後ろの電話BOXから助けを求めるワタアメブロンドの女性、泥沼の近くに佇む女性と、その女性の物と思われる沼の隣に脱ぎ捨てられた服など)
写真一枚一枚に彼独特のストーリーが含まれているようで、わくわくドキドキしてしまいます。
こういった想像力を喚起し、促してくれるような作品が大好きなのです。
最後に、彼は雑誌以外での発表を拒み続けていたらしく写真集や展覧会も彼の死んだ後に出版・開催されています。
その正確な意図は僕にはわかりませんが、彼なりに雑誌の特性が自身の作品の媒体として唯一無二だったんでしょうね。
今後電子書籍化が急速に進むんでしょうけど、その事を考えるとちょっと複雑なのです。
紙媒体はまだまだ無くならないと思いますが、レコードだったり電話BOXだったり世の中から必要とされなくなりそうなもの、既に必要でなくなって姿を消したものってたくさんありますよね。。
gramの店舗も物件自体はとても古く、新築の建物では絶対に出来ないつくりが随所にみられます。それはつくられたその時代の空気を僕みたいな若い人間に教えてくれたり、当時を知る人にとって懐かしむものであったり・・・
と、話が脱線しそうなのでこのつぶやきはまた今度にします!
今回お勧めしたギィブルダンの写真はgramに置いているので是非彼独特の世界観を堪能してみてくださいね!!
Posted on | 2月 12, 2010 | No Comments
「出て行け!」たった一言、自分の耳ががんとする程度怒鳴ったきり、私も二の句が継げなければナオミも何とも返辞をしません。二人はあたかも白刃を抜いて立ち向かった者がピタリと青眼に構えたように、相手の隙を狙っていました。その瞬間、私は実にナオミの顔を美しいと感じました。女の顔は男の憎しみがかかればかかる程美しくなるのを知りました。カルメンを殺したドン ホセは、憎めば憎む程いっそう彼女が美しくなるので殺したのだと、その心境が私にハッキリ分かりました。ナオミがじいッと視線を据えて、顔面の筋肉は微動だもさせずに、血の気の失せた唇をしっかり結んでたっている邪悪の化身のような姿。……………..ああ、それこそ淫婦の面魂を遺憾なく露した形相でした。 谷崎潤一郎 痴人の愛
すごい魅力的な女のひとのはなしでした。19歳の若い女のひとと30歳ぐらいの男のひとの変わった恋愛(変愛)なので30歳のぼくは、もう男目線でよんでました。随所にでてくる谷崎さんのフェチズムにはドキドキさせられました。
Posted on | 2月 10, 2010 | No Comments
晩白柚(ばんぺいゆ)
いただきました。
サボテンと人。
植物。
夜の雫。
快晴。
写真、好きです。
g 信龍
Posted on | 2月 10, 2010 | No Comments
ハロゲンライトの青白い光の中だけにあった峠の道。その光の中に突っ込むようにアクセルを踏み、後輪を滑らせてカーブを曲がる。前方を照らす青白い光塊は、追っても追っても先へ逃げた。夜の峠道を走るたび、祐一はいつか自分があの光塊を捕らえられるのでわないかと空想する。光塊を捕らえた車は、一瞬にしてそこを突き抜け、突き抜けた先には、これまでに見たこともない光景が広がっている。
吉田修一さんの悪人です。ちよっと前に文庫化したので早速読んでみました。三瀬峠や福岡市内、呼子なども舞台になっているので想像力が加速します。
金髪の人が登場するのでぼくはそのひとの視点でよみました。(ぼくも金髪なので、、、、)
Posted on | 2月 6, 2010 | No Comments
西郷は、深いため息を吐いて、
「ただ、天でごわすよ」
と、つぶやいたのは有名なはなしだ。
(天)とは(天命)の意味にもとれようが、西郷の胸中には、もっと複雑なおもいがこめられていたにちがいない。
池波正太郎さんのその男です。幕末の話ですが、坂本龍馬は一行くらいしか出て来ません。ただ西郷隆盛と中村半次郎がものすごぉいです。幕府の密偵が主役の話ですが、最後に思わぬ仕事につくのがみそです。食べ物の描写もおいしそう。
オーナーの渡邉に頂いて読みふけりました。
Posted on | 2月 6, 2010 | No Comments
スタッフの間では、カットの神様と呼ばれてます。
おっと今日は、こんなところに!
Posted on | 2月 5, 2010 | No Comments
着付けさせてもらいました。
着物はやはり好きです。
ありがとうございました。
Posted on | 2月 5, 2010 | No Comments
gは寒いです。
でも、植物は元気に育ってくれています。
嬉しいです。
春の予感がします。。。。。。。
春が待ちどうしいですね。
Posted on | 2月 5, 2010 | No Comments
新しい絵がやって来ました。
かなりのインパクトです!!!!
いかがでしょうか???
素晴しいですよね。
いつもお世話になっています。
アトリエブラウ”ォの樋渡 幸大さんの作品『太陽へ大きく登りつつある不知火型横綱』です。
横綱、白鵬関を描いてあります。
シャンプー台の目の前に掛けさせてもらっています。
シャンプーも気合いが入ります!!
皆さん見に来られてください。
アトリエブラウ”ォ URL http://www.joy-club.jp
keep looking »