gramの本2
Posted on | 2月 18, 2012 | No Comments
僕が始めてgramに来た時、とても感動したこと。
もちろん建物だったり、雰囲気だったり、たくさんありますが、
その中で嬉しかったのは、置いてある本のラインナップ。
竹久夢二さんの本だったり、・・・他は覚えてないです(笑)ただ、夢二さんの本があったことにビックリした記憶があります。
とりたてて好きなわけではないけれど、美容室と竹久夢二さんが、当時の僕の頭の中では結びつかなくて。
媚びてないなあ。
と嬉しくなった記憶がございます。
本棚を見ればその人となりがわかるというのでしょうか。
gramの本棚はまさにそのような感じで、僕らが好きなものだけを並べています。
写真集やデザイン集だったり小説、エッセイ、絵本に、漫画・・・etc
他のstaffが持ってきた本に感銘を受けることもしばしば。
金子國義さんの数十年前の画集は今見ても新鮮で煌めきにあふれていると思うし、(髪の毛がもはや別の物質なのですよ)
細江英公さんの「鎌鼬」という写真集を通して、舞踏家の土方巽さんを知り、舞踏に興味を持ったり、
ピナバウシュの写真集からは踊るという行為、動きという行為、身体という行為を感じたり、
佐野洋子さんの「100万回死んだ猫」なんかは年を重ねる事に強く響いていくのだろうなとか
書ききれませんが。
気になる本があれば、これは誰の趣味なんだろうかと想ってくださると嬉しかったりします。
お客さんが持ってこられた本に興味津々になることも多々あります。
本の持つ魅力(魔力?)にとりつかれっぱなしなのです。
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