芸術≒食欲
Posted on | 2月 17, 2011 | No Comments
熊本。
現代美術館。
船越桂展。
人をベースとした彫刻を創り続けながら、人の存在そのものを深く見つめさせてくれる彫刻家。船越桂さん。
遠くを見ているようで自分自身をみているような。
人の中に山があり湖があり。まったく別物のようで完全にひとつのような。
山の中にいるとき、山もまた自分の中に在るのだというような。
人として確実に異形であるはずのその姿は不思議と調和がとれていて美しくて。
言葉にはできないけれど、安心に近い感情がありました。
船越桂という一人の人間の中にある、種(しゅ)としての人間に対する考えがゆるやかに突き詰められていくのを時代を追って感じれたのは凄く良かった。
スリランカカレーもおいしかった。
Category: アート
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